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Raspberry Pi公式から久しぶりの新製品として、バージョン3になったラズパイのカメラモジュールが販売開始しました。これまで同様、ソニー製のCMOSを使用し、解像度が前モデルの800万画素から1,200万画素になりました。(11.9メガピクセルソニーIMX708イメージセンサー)
特徴はたくさんあるのですが、私が一番気になったのはオートフォーカスが付いたことです。ピントが手動で合わないことにイライラすることが基本は無くなります。スチール撮影より動画撮影に重宝しそうです。
V3も興味深いため、スペックやV2との違いも調べてみました。カメラモジュールだけでもラズパイで楽しめますよ。
4モデル展開
発売されるカメラモジュールはこれまでの2種類から更に増えました。前回同様に赤外線バージョンであるNoIR(暗部での撮影)もあり、価格は同じです。今回はそれに加えて、広角(120度)バージョンも発売されました。計4モデル展開です。
| モデル名 | 日本の実勢価格 | 定価 |
|---|---|---|
| カメラモジュールV3 (可視光 または NoIR) | 4,400円〜 | 25ドル |
| カメラモジュールV3 広角(可視光 または NoIR) | 6,160円〜 | 35ドル |
価格は税込み・送料別
広角モデルはやや値段が上がります。可視光版25ドルに対し、広角版は35ドルが定価です。
現状、対ドル130円とはいえ、一時期150円まで円安になったこともあり、KSYでは通常の可視光版が4,400円(税込・送料別)、スイッチサイエンスでは4,675円(税込・送料別)の価格が付いています。広角版は日本円で6,160円〜となりやや価格が上がります。
V2の頃、定価は同じ25ドルではありましたが、およそ3,800円前後でも購入できたと記憶しています。仕方ないですけどね。
広角(ワイド)は人気が出そうです。
V2との比較
まだ手元にないので詳しくは分かりませんが、スペックからはより良くなったことが分かります。

引用:https://www.raspberrypi.com/documentation/accessories/camera.html
これまで上位版としてあったHQカメラに近い性能になっています。解像度が上がった点と、レンズサイズも大きくなり、高画質化は一目瞭然です。
更に、可視光とNoIRとワイドの選択ができるので、レンズが交換できないとはいえ、なるべく用途に合ったカメラを選べます。
個人的にはオートフォーカスは嬉しい。カメラが好きでもあまり詳しくないので、ピントに気にせず撮影できそうです。
収納ケースは注意が必要みたい
気をつけたいのは、これまでのZeroのケースと互換がないとカメラモジュールのドキュメントに記載がありました。
四隅の取り付け穴はV2と同じでも、カメラのレンズ部分が異なるため、特にZeroのケース蓋のようなピッタリ構造だと入らないというわけですね。
ちょっと残念。専用のケースも出てくると良いな。

Raspberry Pi Zero Caseのカメラ蓋と機械的に互換性がありません。
引用元:https://www.raspberrypi.com/documentation/accessories/camera.html
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
カメラモジュールが対応しているラズパイのモデル
カメラモジュールはラズパイと接続するには、専用のポートであるCSIインターフェイスに繋ぎます。きしめんみたいなフラットケーブルを使います。ラズパイの基板に「CAMERA」と記載があります。

このインターフェイスポートが無いモデルには繋げられません。
現在だとRaspberry Pi 400にCSIコネクタはありません。手に入らないであろう初期のZeroにもありません。(Zero v1.3からはある)
初期のZeroは現実的ではないので、簡単に言えばRaspberry Pi 400以外なら使えることになります。
ラズパイ4等の本体がなかなか手に入らない中、Raspberry Pi 400しか持っていない人は少しツラい。ケーブルが異なりますが、Zero2Wでも出来ます。Zero系だとサイズも小さく軽いから、設置場所でとても助かるんですよ。処理は遅いけど・・・。
利用するソフトウェア
これまで通り、libcameraとPicamera2のライブラリとソフトウェアを使用します。Picamera1はLegacyOSで使用することになり、最新のOSバージョンではPicamera2を使います。
Picamera1と2ではコマンドが異なっています。より簡単になっている(らしい)です。(コマンドオプションとか細けぇ事はいーいんだよ的な?)個人的には同じような使い勝手だと思っています。
libcamera-jpeg -o test.jpg (以前はraspistillコマンド)
ラズパイダではカメラモジュールV2を主に扱ってきました。OSのバージョンもStretchやBusterの頃で、ソフトウェアも2が出る前のPicamera1でした。
アレコレと試していると分かるのですが、カメラを制御するのはとても楽しい体験でした。
動画も静止画も、当時は500万や800万画素でしたが、比較的に簡単なPythonプログラミングで楽しめます。結果が見た目で分かるという点でも、プログラミングの勉強にちょうど良いデバイスです。
定点観測だけでも楽しいですし、取得した画像を送信したり、動画を撮りためたりと、意外と生活している中で活用できるパターンもあるのではないでしょうか。
簡易的な暗視カメラになるNoIR版も、監視カメラ風に設置して楽しみましたね。
基本のコマンドなどは、公式サイトを翻訳して確認してください。
https://www.raspberrypi.com/documentation/computers/camera_software.html#getting-started
ラズパイダでも、少し古い情報ですが3Bの頃によく試しましたね。(V2とPicamera1を使用)
ソフトウェアのバージョンは異なりますので、現行と同じではありません。ザックリとどうやって使うのかはご理解いただけると思います。
カメラモジュールはお手軽
ラズパイって簡易的な個人サーバ用途に一番魅力を感じています。次にエンタメ系でもある再生系や、カメラモジュールのような観測系に興味があります。本格的にできるような知識や技術は無くても、それなりに楽しめてしまうのでオススメです。
最終的には広角版も含めてすべて使ってみたいと思います。先ずは通常版、そして暗視カメラバージョンは同じように使ってみたいですね。
Rレッド新しいカメラモジュールV3の情報でした。





