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Argon oneみたいにM2.SSDドライブ(SATA)が中に格納できるエンクロージャー(ケース)は素晴らしいのですが、どうしても専用になってしまいます。使うのを辞めた後でも流用できるように汎用的な外付けケースを試しました。
結論からいえば、コスパ面でオススメです。
似たようなスペックが多い中、安価で取り扱いし易いケースのご紹介です。
SATAのSSDドライブをRaspberry Pi 4で使う前提です。NVMeではありません。
ドライバー類不要で交換できる
選んだのはこれ。LEDはブルー点灯です。
Argon oneではSSDドライブ用の拡張ベイを購入しないとSSDを利用できません。本体と合わせて7,000円弱します。
一方、SSDドライブの外付けケースは、2,500円程度の価格帯で購入できます。
選んだポイント
主に選んだポイントは3つ。
- SATA B+Mキー対応
- メイン部分がアルミ外装、放熱用の冷却パッドとメタルカバー付き
- ネジ&ドライバーが不要
対応範囲が広い
SSDドライブの外付けケースとしては、SATA規格にもNVMe規格にも対応しています。
使わなくなったらNVMeのSSDドライブをPC&Macで利用する予定です。
Raspberry Pi 4Bに限り、あくまでもSATA規格のSSD利用を前提としています。
注意点
【Raspberry Pi のNVMe SSDブート】
NVMeはPCIeバスを介してアクセスします。別にI/Oボードが必要です。ComputeModule4(CM4)の拡張I/OボードにはPCIeバススロットがあり正式にサポートされています。
Raspberry Pi 4Bでは特定のボード経由でNVMeを利用できますが、NVMe -> SATA -> USB3変換になり速度は頭打ちになります。 NVMeはより熱を発しますので冷却も気を付けないとなりません。
SSDは、SATA、M Key(NVMe)、B+M Key(NGFF)の違いもあり拡張ボードも別々に販売されています。
※エンクロージャーケースでもNVMeが使える動画はありますが、ここでは言及しません。

Rグリーン放熱性
こういった小さいケースは、どうしても放熱の問題が残ります。全体ではないですが、SSDドライブの部分は外装にアルミ素材が使われています。
更に内部にはサーマルパッドとアルミカバーがあり、より放熱できるのが魅力です。

ケース裏側がプラスティック素材なのは残念ですけど、裏側はチップが無いので、SATA規格のSSDドライブなら心配は無さそうです。
ちなみに、SSDドライブにはチップ上にシールが貼ってありますが、そのままサーマルパッドを貼り付けました。SATAのSSDドライブなら必要ないかも知れません。
工具が要らない
SSDドライブの留める箇所もゴムキャップで止める形式になっていたり、ケースの開閉も手で簡単に開けられます。

頻繁に開け閉めすることはありません。プラスティック素材でもカチっと閉まります。
容量は4TBまで
Raspberry Pi で使うことを考えれば4TBも要りません。SSDドライブ自体が4TBとなると値が張ります。
Raspberry Pi 4では1TB未満で使うことが多いと考えればあまり関係ありません。後々、別のPCやMacで使うことも想定すると、対応範囲が大きい方が有り難い。
他製品では2TBまでというのもありました。
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
10Gbps
このケースのデータ転送速度は理論値で10Gbps対応を謳っています。安価だと5Gbpsが多い。
Raspberry Piの場合はUSB3経由ですから、USB3の理論値で6Gbps上限、実質速度は500Mbps前後になります。理論値5Gbpsだと頭打ちになりそうな気がするため、10Gbps対応を謳っていれば問題ないでしょう。
デメリット
接続するのにUSB3 TypeCのため、Raspberry Pi 4Bに接続するにはUSB Type-CからType-Aのケーブルが必要になります。
こういうの。
付属しているケーブルはType-C to Cだけです。C to Aケーブルを別に購入するならデメリットになります。
SSDドライブでマルチブート
SSDドライブをRaspberry Pi 4で使う例として、OSのマルチブートなんてどうでしょう。
Raspberry Pi Imagerから用意できるPINNを使って複数のOSを試しています。
マルチブート
PINNは元々はNOOBSでした。
SSDドライブなら起動も速く、容量も十分になるため最適でした。お試しあれ。
専用エンクロージャー(ケース)
SATA規格のSSDドライブをRaspberry Piで使う外付けケースとして、Argon Oneのような専用エンクロージャーケースではなくても快適でした。
特にRaspberry Pi 400で使う場合はこの形式になるでしょう。
一体型の方がスペースも取らず、ケース内の冷却もできるため重宝しています。費用は嵩みますが、一体型なら有名なArgon Oneはよく出来ている製品で、これまでもオススメしています。
使用するSATAのSSDドライブは、容量128GBでよければシリコンパワー製がオススメできます。安価なので気軽にトライできるでしょう。複数枚使っていて特に問題はありませんね。
Raspberry Pi 4BでのSSDドライブ起動は、SATA規格のSSDドライブと外付けケースが最も安価に始められる手段です。(記事執筆時点)
注意: Pi 5では、SATA接続のSSDではなくNVMe接続のSSDドライブです。間違わないようにしてください。









