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Pi 4の時にもご紹介した「0 A.D.」はRTS(リアルタイムストラテジー)のゲームです。1999年にリリースされたAge of Empires II(エイジオブエンパイア2)のmodからスタートしました。ゲーム自体は無料のオープンソースゲームです。
マルチプラットフォームで動作します。Windows、macOS、Linuxをはじめ、FreeBSDやOpenBSDでも動きます。
Raspberry PiもLinux系なので動作はします。Pi 4でもなんとかプレイはできましたが、Pi 5にNVMeのSSDドライブ起動なら更に快適になりました。
記事執筆時点では2025年に入ってからリリースされたバージョンは0.27が最新です。Raspberry Pi OSはDebian系ですから、sudo apt installでインストールが可能です。ただ、バージョンはまだ0.26しかインストールできません。
最新版を動かしてみたかったので、snap版をインストールしてみました。snap版なら0.27がインストール化のです。
WindowsやmacOSでも動くため、何もRaspberry Piで動作させなくても良いのですが、Pi 5になってどのくらい快適か確かめるのにちょうど良いと思います。
Pi 5はNVMe接続のSSDドライブで起動させ、メモリーは4GBモデル、bookwormの64bitです。
0 A.D.のインストール
インストールされるとメニューのゲームカテゴリーに入ります。

Raspberry Pi OSにも対応しています。

apt版
Pi 5のRaspberry Pi OSはDebian12(Bookworm)ですから、単純にapt installだけで済みます。
ただ、バージョンは1つ前の0.26です。
sudo apt install 0ad

安定版ですが、2023年にリリースされたもので少し古くなりました。せっかくなので新しい0.27をインストールしたくても、aptでは無理でした。OSをUbuntuにするか、snap版を入れるしかありません。
Snap版
snap版は先にsnap環境をインストールします。snapはapt同様のパッケージ管理システムです。snapにしかないアプリもあるので、ラズパイに入れておいても良いですね。
sudo apt update
sudo apt install snapd
sudo reboot
再起動後、snapコマンドでsnapdをインストールします。早口言葉みたい。
sudo snap install snapd
今回はsnapd 2.67 from Canonical✓ installedとなり、snap 2.67(stable)がインストールされました。
最後に0 A.D.をインストールします。
sudo snap install 0ad
0ad 0.27.0-alpha from Wildfire Games (play0ad✓) installedとして最新の0.27がインストールされました。再起動すればアプリーケーンメニューのゲームカテゴリに0 A.D.が入ります。ターミナルで0adと叩いても起動できます。

snap版では、他にもベータ版(最新)、エッジ版(更に最新)バージョンもインストール可能です。
sudo snap install 0ad --beta
sudo snap install 0ad --edge
Pi Appsでもインストール可能
別途、Pi Appsというアプリをインストールしてあれば、そちらからsnapをインストールすることもできます。
Pi Appsはこちら
Pi Appsからだとsnapの「アプリセンター」がメニューに表示されます。snapとは表示されないのはややこしい。
ターミナルからsnapをコマンドでインストールするとメニューには出てません。(?)
Pi Appsで入れたところ文字化けしていて読めませんね。一応動作はしていました。Ubuntu OSなら大丈夫かな。調べるとローカライズのバグがあるみたいです。

0 A.D.は、Pi 4の頃はなんとかコケないレベルでした。Pi 5の今回は余裕の動作環境でした。
Pi 4で0 A.D.
日本語化はmodのインストール
すべてではありませんが、かなり日本語化もできています。日本語メニューはもちろん、ゲーム内もある程度は日本語に翻訳されます。

説明じみた記述は英語のままですけど、ゲームをプレイするには支障はありません。
日本語化の手順
手順は慣れないと少々面倒に感じるかもしれません。
最初にMod(modification)として、日本語Languageパックをダウンロードする必要があります。
1. メニューのSetteing -> Mod Selection

何もないので、先にダウンロード候補を取得します。Download Modsで取得されます。

注意事項が出ますので、Acceptで承諾します。

リストに「ja-lang」ああります。これをダウンロードします。

ダウンロード後、自分のModとして日本語フォント&翻訳のLanguageパックがリストアップされますので、これを選んで左下のEnableボタンで有効にしてあげます。

一番右下ボタン「Save and Restart」で画面を抜けます。
これでアプリが再起動してメニューが日本語されていることが分かるでしょう。
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
設定でグラフィックス効果を下げてみる
日本語化した後、快適に動作させるために、デフォルトではなく少し設定をイジってみました。
Raspberry Pi 5のビデオコア(VideoCore VII )は、OpenGL ES 3.1とVulkan 1.2に対応しています。詳しくは分かりませんが、Vulkanが選べるのでこちらも試してみます。
OpenGLはESなので、普通のOpenGLより非力なのですが、どちらが快適かによって選ぶと良いでしょう。
——Vulkanでプレイしましたが特にトラブルは無かったです。

むしろ、グラフィックのエフェクトを下げた方が快適です。
各種効果は、デフォルト設定から下げたり、そもそも効果を無効にしたりと非力なラズパイでもコケないように速度重視で設定してみました。
この辺は試しながら設定していくしか無さそうです。

SSDドライブ起動なら安定している

ゲームスタートすると読込が始まります。PCと比べれば遅いとは思いますが、読込速度も気にならない時間でした。この画面は一部しか日本語にはなっていませんね。

最初、Valkanにだけ変更して、他はそのままでプレイしました。特にトラブルなく動作します。画像は各効果を下げています。それでも綺麗ですね。
マウスホイールでのズームアップもスムーズです。

ゲームに没頭しているとPi 5であることを忘れてしまいます。
プレイを続けていくと、町の人や敵の数が増えていくので、処理落ちがあるかもしれません。Pi 4の時は結構ありました。Pi 5+NVMeのSSDドライブならデフォルトの設定でも気になりません。
同じ3Dのゲームでも0 A.D.のようなゲームならあまりスペックは要求されません。
RTSのゲームがお嫌いでなければ0 A.D.はオススメです。





