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Raspberry Pi 4を簡易NAS化して4年ほど使ってきました。既製品には敵わないとしても充分に実用的です。NAS化はOMV6(Openmediavault)で構築しています。

何でもかんでも放り込んで、他のアプリと連携させる利用です。写真や画像、PDFやらテキストファイル、メインのMacのバックアップ先(Time Machine)などのデータ置き場になっています。先日ご紹介したNextCloudでも同様の役割が担えます。

他にも、写真や音楽、動画といった特定のメディア管理には、特化したサーバサイドアプリもあります。単なるデータ置き場+別アプリでのデータ参照先としても便利ですが、専用のサーバというのも乙です。

音楽であればmoOdePlayer、Volumio、動画ファイルであれば、LibreELECもPlexもそうですよね。

今回は写真・画像管理システムのお話です。

ローカルアプリ

LinuxのOSS(オープンソースソフトウェア)では、写真の管理としてShotwelldigiKamなどがあります。Raspberry PiのようなSBC(シングルボードコンピュータ)をデスクトップ機として使うなら選択肢の1つですが、デスクトップマシンとしてはちょっと非力ですよね。お子さん向けなら充分ですけど。

快適に利用できないことはありませんが、それならメインのMacにある「写真」アプリの方が機能が豊富でiPhoneとの連携も含めて快適です。

サーバ型のアプリ

IT用語にセルホスティング、オンプレミスという言葉があります。ローカル環境の家庭内や組織内で使うサーバに用います。

Raspberry Pi って非力ながらサーバ用途ではそこそこ使えます。しかも、電気代があまり掛からず、設置場所も気にならないためラズパイダとしてはオススメの使い方です。

microSDカードだと耐久性で難がありますが、SSDドライブ起動なら気にならずに高速です。(USBメモリー起動は廃熱に懸念が残る)

サーバ型の管理システムなら、割と実用的になることは、NASのOMV6やNextCloudで実感しています。(約4年使用中)

今回取り上げた写真・画像の管理システムもOSSでいくつかあるんですよ。

有名なところでは、Photo Prism、lychee、Piwigoが挙げられますね。

PiwigoをDockerで構築する方法はこちら

PhotoPrism: Browse Your Life in Pictures

GitHub - electerious/Lychee: A great looking and easy-to-use photo-management-system you can run on …

Piwigo - Open source photo management software

ネイティブインストール(Raspberry Piにインストール)だとしても、Bullseye(arm64)に対応しています。 加えて、iPhoneなどで利用するスマホアプリも提供されていますから、使い勝手も良いでしょう。

いわゆるWebサーバになるので、手持ちのマシンからWebブラウザでアクセスして使います。

機能や特徴がそれぞれ異なり、見た目や操作感は好みが分かれると思います。

それぞれを試すのに、Dockerで導入することもできるので、Raspberry Pi 4で試すのも気軽に行えます。

■Pi 5は8GBモデルがオススメ

Raspberry Pi +Docker

以前はRaspberry Pi にDockerだと性能的にどうなんだろうと思っていましたが、実際に使ってみると気になりません。むしろ、インストールと管理が楽に感じます。

非エンジニアである私にとって、docker-composeでymlを定義するだけでデータベースや各アプリの導入が済むのは、逆に抵抗感がありません。

むしろコマンドプロンプトでデータベースを操作する方が難しく感じます。 Portainerも一緒に導入すればGUIで更に分かりやすくなる印象です。

完璧を求めず、個人から数人のネットワークで利用することに重点を置けば、Raspberry Pi + Dockerは快適です。しかも、OSSなので特に費用はかかりません。Raspberry Pi 4が手に入りにくい昨今の事情を除けば敷居は低いでしょう。

Dockerの記事:Raspberry Pi 4でDockerのインストール方法 2023年度版

OMVにDocker

NASに利用しているOMVにはExtraオプションとして、管理画面からDockerとPortainerをインストールできます。

スペック的に少し余裕があるかな。キャプチャはOMV6のみ運用中のグラフです。

CPUとメモリーの空き

HDDの温度もまずまず

Dockerでコンテナはいくつも入れられますが、ホストマシンとしてのRaspberry Pi 4にスペックは依存します。

これまで私はちょっと躊躇してきました。古いOMV4の時、Dockerが上手く動作せずやり直しで苦労した思いがあり、今は別々に運用しています。

OMVもバージョンが上がり、それほど気にすることもなくなっていますから、そろそろ同居させてもいいのかなと思っています。

OMVに同居させれば、Raspberry Pi 4は1台で済みます。今では手に入りにくい貴重な基盤を無駄にすることないですからね。

ネットには情報も豊富で、例えばOMV公式フォーラムにあるPiwigoのymlなんか参考になります。

Piwigo on OMV5 via Portainer - Quick Install - openmediavault

Dockerの場合、複数のホストサーバ利用やコンテナ間の連携も前提になっているので何も問題はないのですけど、コンテナ間の仮想ネットワークがややこしく感じられることがあります。

非エンジニアだったとしても、ネットワークに慣れていると理解しやすいかも知れません。もしくは書籍から基礎を学ぶかです。

KindleUnlimitedなら0円だったのでコレ読みました!

OMVが上手く動作しているのなら、万が一に備えて別のRaspberry Pi 4で構築していきたいですね。

どれがいいかな

写真・画像の管理はメインのMacで行っていました。せいぜいNASにデータを保存するくらいでした。しかし、大量になってくるともっと快適に利用したくなります。

私はどちらかというとスクリーンショット画像がカオスになっていて、上手く見つけられないのがストレスです。 メインマシン用にインストールするアプリも便利なんですけど、そろそろなんとかしたいな、と思ってPhoto Prism、lychee、Piwigoに絞って試行錯誤しています。