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よく分からないと先に進めませんよね。ザックリと疑問を解消していただくため、FAQ形式でまとめてみました。
具体的な答えとして、そのものズバリ!は無いかも知れません。ヒントや参考にしてください。
Raspberry Pi は難しい?
- Raspberry Piは、コマンドなど慣れなくて分かりません。やはり難しいですか?
- すべてができなくても良いと思います。初めては何でも難しいと感じるものです。Raspberry Pi OSもバージョンアップを重ね、コマンドを実行しなくても操作できるようになってきました。

Raspberry Pi で動作するOSは基本的にLinux系のOSです。公式のRaspberry Pi OSはLinuxの種類の一つであるDebianを元に作られています。
Raspberry Pi OS(Raspbian)コードネームの由来
WindowsやMacに慣れている人には取っつきにくいOSです。ただ、慣れの部分も多いでしょう。
Raspberry Pi基板以外では、OSを含めソフトウェアはオープンソースソフトウェアで構成されています。ほとんどは無償で利用が可能です。
Raspberry Piはプログラミングコードを書いたり設定をすることで、自由に何かを構築できるデバイスです。
Windowsにあるような優れたアプリケーションを使えない代わりに、ある程度の制限されない自由性が特徴です。その分、面倒な作業が必要になります。
Iotデバイスの中では世界的に人気があるため、情報を多く目にすることができます。
いくらで買えるの?
- Raspberry Pi はいくらいですか?
- モデルや揃える周辺機器に依りますが、概ね15,000円前後〜2万円程度で始められます。

Raspberry Pi 4とPi 5を例にすると、概ね基板単体で10,000円前後〜、動作一式だと15,000円前後になるでしょう。
2019年以前と比べると、性能が上がったこともあり値上がりが続いています。円安の影響もあるため、大幅に上がった感覚になります。
Raspberry Pi 4とPi5はメモリー搭載モデル毎に定価が異なります。
これらは基板だけの価格です。
起動させるための機器を自分で用意しなければなりません。最低限として電源アダプターとmicroSDカードは必要になります。
- Raspberry Pi はどこの国のブランド?
- イギリス(UK)製です。

日本で購入する場合、承認された再販業者から購入することになります。

https://www.raspberrypi.com/products/raspberry-pi-5/?variant=raspberry-pi-5-4gb
Raspberry Piは世界規模で販売されているため、リセラーも多く複雑です。
ラズパイダでAmazonからの購入もお薦めしているのは、Amazonプライム会員としてメリットがあるからです。専用ポイントや送料がかからない、返品手続きの容易さ、翌日に届くといったサービスです。
Wi-Fiが上手く繋がらない
- Wi-Fiが繋がりません。
- Wi-Fi機器に接続するSSIDと暗号化方式、接続するためのパスワードを事前に調べて置きましょう。Raspberry Pi Imagerで事前セットか、初回セットアップウィザードで設定できます。

サイトを開設した当時からよく質問されました。当時はWi-Fiへの接続もconfigファイルを編集しないとなりませんでしたから無理もありません。

図:bullseye右クリックメニュー
Raspberry Pi OS(当時はRaspbian)もバージョンアップを重ねて、より一層初心者に優しくなりました。
それでもWi-Fiに繋がらないのは、自宅のルーターが問題になっているケースが多いでしょう。ルーターが2台ある状態は気を付けてください。(2重ルーター問題)
あとからWi-Fi用に増設した場合、ルーター機能はブリッジ接続にするなど設定を見直しましょう。
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
使い慣れたChromeを使いたい
- Raspberry Pi でGoogle Chromeをインストールできない。
- Raspberry Pi ではGoogle Chromeそのものは動きません。Chromiumをインストールできます。

日本でも世界でも一番使われているWebブラウザはGoogle Chromeです。Raspberry Pi でも使い慣れたブラウザを使いたいでしょう。
ただ、Google ChromeはRaspberry Piではインストールできません。CPUのアーキテクチャが異なるからです。
代わりにChromeの元となったオープンソース版Chromeである「Chromium」がインストールできます。使用する操作などがほぼ同じです。
Raspberry Pi OSもbullseyeから標準WebブラウザがChromiumです。bookwormからはFirefoxも標準になりデフォルトが選べるようになっています。

アドオンも似たように使えます。Googleのアカウントを利用して利用が便利なこともほぼ同じです。
Windowsは動かないのでしょうか?
- 慣れているWindows10をインストールしたいのですが、どうやるのですか?
- 残念ながらWindows10、11はインストールはできません。 性能という意味だけでなく、そもそもWindowsがインストールできるCPUアーキテクチャではありません。 従ってWindowsはインストールも実行もできません。

Raspberry Pi は大きくLinuxに分類されます。(Windows、Mac、Linux)
Raspberry PiはCPUがArmという種類になり、Windowsはx86_64です。
ARM版のWindows10、11はタブレット向けに開発されていて、一般に販売していませんが試用できるテスト的な位置付けで存在しています。できるかできないかの2択なら、複雑ながらできることは確認しました。無論、ライセンスは別に用意する必要があります。
トライしてみましたが実用的には使えません。一応は動作します。
あくまでテスト目的に過ぎません。
Raspberry Pi 4にARM版Windows10は一応動作する程度
Arm版Windows11プレビュービルドをラズパイ4で試してみた
ツールソフト「WoR-flasher」1つでArm版Windows11をRaspberry Pi 4/400にインストールできた
Raspberry Pi 400とPi4の違い
- キーボード一体型のPi 400を選ぶ必要はある?
- 非力とはいえ、一体型省スペースで購入できるIotデバイスなので注目されています。

玄人にはあまり人気の無いことは、当時ラズパイダで実施したアンケート結果からもうかがえました。(2021年8月以降から販売)
英国ではそれなりに支持されています。
実は英国のマイコンオマージュで生まれたデバイスです。日本ではあまり馴染みはありません。日本でも昔のマイコンブーム時代に同じようなキーボード一体型のマイコンが販売されていました。
Pi 400の中身は、ほとんどRaspberry Pi 4Bと同じです。
主な違いは、CPUが僅かに速くなり、接続できるインターフェイス(USB2.0ポート)が1つ減っています。
キーボードの中に基板が配置されているため、別途でキーボードが要らない点と、金属板で剛性が確保されていると同時に冷却効果もあります。(意外と冷えます)
実はCPUの速度が上がっている
Pi400は、Raspberry Pi 4のCPU(BCM2711 ARM Cortex-A72 1.5GHz)よりアップグレードされています。
Raspberry Pi 400 (BCM2711C0 ARM Cortex-A72 1.8GHz)
僅かですが、速度差を体感することができる場面もあります。
放熱性が良い
使用していて一番の驚きは、あまり熱を帯びない点です。
キーボードの中に入っている筐体にファンは付いていません。冷却効果が優れていて、キーボード前面に剛性と放熱を兼ねた金属のプレートが埋め込まれているからです。
また、背面にあるスリットから上手く熱が逃げていることも手伝い、Raspberry Pi 4を密閉ケースに入れた時よりも熱を感じません。特にキーボード側は気になりません。

CPUの周波数が上がっているのに、放熱性が良いのはRaspberry Pi 4を使用している人は驚かれる改善点でしょう。
Raspberry Pi 4で良い

単純に初めてRaspberry Piを使うなら、通常の Pi 4で十分です。
持ち運んだり、一時的に使う、お子さん専用にする、などであればPi400の方が適しているでしょう。
一点だけ、GPIO端子が真上ではなく真横に配置されているため、HAT系(拡張デバイス)を接続するには物理的な問題も出てきますので注意が必要になります。
また、周辺機器を繋ぐUSBコネクタが1つ足りない3つになっています。(USB3.0×2、USB2.0×1)キーボードを繋がない分だけ1つ足りなくても気にならないでしょう。
Raspberry Pi OSやプログラミング、AI学習といったソフト面ではどちらも同じように使うことが可能です。
追記していきます
他にもRaspberry Piに関する素朴な疑問を中心に、この記事へ追記していきます。





