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2024年11月27日にリリースされたRaspberry Pi Compute Module 5(以下、CM5)は、前作CM4と同様、Raspberry Pi 5(以下、Pi5)のComputeModule版です。元々キャリアボード(I/Oボード)に接続して使う前提です。

ラズパイの中でもCompute Moduleはは実際の利用も産業用途が多くを占めていて、現在は生産を商業用に優先しているため、特に日本では手に入りにくいシリーズです。

現行のPi5もなかなか手に入りづらいままです。どちらも流通して欲しいですね。簡単にご紹介しておきます。

CM5本体

サイズ感が伝わりにくいのですが、CM5本体自体は横5.5 cm ×縦 4cm×高さ4.7mmと非常に小さいです。

縦横サイズが同じのCM4と最新のPi5を並べてみました。

初めて手にすると思いのほか小さいと感じるハズです。

写真のCM4はWi-Fi無しなのでWi-Fiモジュールごとありません。比べると同じようなチップが載っていることが分かると思います。CM4なので、CPUはPi 4と同じような形状です。

あとで述べますが、ポートといった接続インターフェイスはありません。

選べるスペックと価格

Pi 5同様にメモリーが選べる他、OSを格納できるeMMCも選べます。

「おっ!」と思ったのは、メモリーは新たに16GB、eMMCも64GBが選べることです。

eMMC64GBとメモリー16GBが絡むパターンは、恐らく一般にはあまり流通しないのかな。産業用途が優先になっていますからね。

図にしてみるとこんな感じで選べます。全通りだと32パターンですね。

また逆に、前モデルのCM4にはメモリー1GBがありましたがCM5ではラインナップされていません。

CM5自体の価格は、全32パターンもあるため全て違います。

eMMC Lite(搭載なし)、2GB、Wi-Fi無しの最低スペックだと8,140円(日本での予価)とされ、最大のeMMC64GB、メモリー16GB、Wi-Fiありだと24,475円(日本での予価)とされていました。

Pi 5のメモリー4GBと比較するなら、eMMCが32GB、メモリー4GB、Wi-Fiありだと12,650円(日本での予価)とあり、標準的なスペックと価格と言えそうです。

※日本円での予価は国内代理店KSYのページより

CM5を載せるキャリアボード(I/Oボード)が必要

Raspberry Pi公式サイト商品ページより

Pi5とCM5が決定的に違うのは、CM5本体だけではどうすることもできない点です。キャリアボードに接続して使う前提になります。

このキャリアボードにUSBポート、microSDカードポート、HDMIポート、有線LANポート、ディスプレイケーブルを繋げられるMIPI(CSI)ポート、SSDドライブなどを繋げられるM.2 M key PCIeポートといった接続インターフェイスを備えています。

公式の画像が参考になりますね。

機能も見た目もPCのマザーボードといった印象です。

■Pi 5は8GBモデルがオススメ

Raspberry Pi Compute Module 5 IO Case

そうなってくると、キャリアボードを納めるケースが欲しくなります。CM4はどうだったのか覚えていませんが、今回は公式から専用のケースがリリースされています。

名前もそのままですね。

CM5は組み込み用に開発され、各種テストがしやすいようにI/Oボード(キャリアボード)があります。

ケースがあるなら収めて普通のPCのように使えそうです。RTCバッテリー用ボタン電池を入れられるので尚更です。

プライベート用のサーバーとして使いたいなと思いました。

全部入り開発キット

画像はThePiHutより

海外のショップでは近いうちに開発キットとして全部入りが販売されます。公式のキットです。

CM5はメモリー4GB、eMMCは32GB、Wi-Fiありと決められていますが、先程のI/OボードとI/Oケースを始め、オフィシャルの27W USB-C 電源アダプター、パッシブクーラー、通信モジュールのアンテナキット、 HDMIケーブルとUSB-A to USB-C ケーブルが含まれています。

価格は£103.67とあり、日本円で1ポンド200円計算で約20,000円ほどになります。

為替レートも関係ありますが、製品として概ね2万円前後であれば及第点かなという印象です。

Pi 2や3の頃に比べるとだいぶお高く感じますが、スペックからしてPCライクなら仕方ないのかなと思います。

しかし、この開発キットは公式の電源アダプターが入っていて、日本ではまだ見かけないので、オリジナルの電源アダプターに差し替えられてでも流通して欲しいですね。

日本での流通は未定

いつもながら、日本での販売は技適の認証後となりますからまだ先です。気長に待ちましょう。

大体同じようなCM5は、細かい点で普通のPi 5とは異なります。初めての1台としては避けた方が良いかもしれません。

詳しい内容は既に公式ドキュメントにもアップされています。

公式ドキュメント

Compute Module hardware

Rレッド Rレッド
Compute Moduleは拡張性もあるとはいえ、ラズパイを普通に使うだけならPi5の方が簡単かも。
はてな? はてな?
Compute Moduleは更にマニアックな感じ
Rブラック Rブラック
もうマザーボードだ