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rpi-image-genは、Raspberry Pi 用のカスタムイメージビルダーです。Raspberry Pi OSとDebianパッケージに対応しています。

2025年3月頃に名前は目にしていました。昔触ったPiBakerみたいなアプリかと想像していたので、あまり興味を抱きませんでした。

先日、v2.0.0-rc.1がリリースされたため、改めて調べてみると日本語での情報は少ないのですが、分かりやすく説明しているサイトや動画があり、少し興味が沸いてきましたね。

元々、LinuxのOSイメージをビルドするのにThe Yocto Projectは知っていました。非エンジニアにはちょっと難しいため自分がトライしたことはありません。

本来、OSのビルドとなると、ソースからビルドするためコンパイルに相当な時間がかかります。どうやらrpi-image-genは、Raspberry Pi専用でOSも決まっているためか、一部はコンパイル済みを扱って時間がかからない仕様のようです。

かといって、設定ファイルだけ触れる程度のツールではなく、YoctoをはじめとしたLinuxをビルドできる機能と同じような構成でした。

使用方法

rpi-image-genの使用は、公式に記載されているように動いているRaspberry Pi OSで動作させるのが最も簡単です。

最小限のDebian bookwormイメージを作成するコマンド:

git clone https://github.com/raspberrypi/rpi-image-gen.git
cd rpi-image-gen
sudo ./install_deps.sh
./rpi-image-gen build -c ./config/bookworm-minbase.yaml

すると、./work/image-deb12-arm64-min/deb12-arm64-min.imgという風にimgファイルが出来上がります。これをRaspberry Pi Imagerで書き込めばいいのです。

コマンド最後の4行目にある./rpi-image-gen build -c ./config/bookworm-minbase.yamlで、configファイルとしてbookworm-minbase.yamlを指定しているわけですが、yamlの中でOSイメージのレイヤーとしてimage-rpiosが指定されています。

bookworm-minbase.yaml:

device:
  layer: rpi5

image:
  layer: image-rpios
  boot_part_size: 200%
  root_part_size: 300%
  name: deb12-arm64-min

layer:
  base: bookworm-minbase

yamlに記述できる内容は調べないドキュメントを調べないと分かりませんね。

GitHub

rpi-image-gen/docs/index.adoc at master · raspberrypi/rpi-image-gen A tool to generate highly customised software images for Raspberry Pi devices. - raspberrypi/rpi-image-gen

この.yamlの中身が基本設定みたいなので、中身を変更してビルドする形です。

他にも細かく設定ができます。この辺は少し難しく感じられるため、初心者向けにはなっていません。

何のファイルをどういう書式で記述したらいいのか、ドキュメントを読み込まないと初手では全く分かりませんね。

exampleディレクトリにyamlの例としていくつか載っていますけど、少し学習というか調べないと全く分かりません。

bin/ - 一般的な実行ファイルとユーティリティ
config/ - 設定ファイル
device/- デバイス固有のアセット
docs/ - 技術ドキュメント
examples/- 例とハウツー
image/- ディスクレイアウト固有のアセット
keydir/- 暗号資産
layer/- レイヤーライブラリ
layer-hooks/- レイヤーライブラリで使用される一般的なフック
lib/- 実行ヘルパーとマクロ、例:CLI処理、再利用可能な構成
scripts/- 専用の機能フック、例えばbdebstrap用
site/- コアPythonエンジンクラス
templates/- テンプレート資産、例:ドキュメント生成
test/- テストハーネス

rpi-image-genは本格的なYoctoよりは簡単に扱えるということなのでしょう。でも、一般的なホビーユーザーには微妙。

■Pi 5は8GBモデルがオススメ

Armbianみたいな感じ?

rpi-image-genは、PiBakerよりArmbianと同じような感じなのかな。

Raspberry PiのカスタムOSのビルドなら、Armbianの方がまだ簡単なのでは?と思ってしまいます。

Armbianはビルド済みのOSが軽量だからラズパイダでも紹介しました。

気になった方は過去記事もどうぞ。

Armbianでビルドするならこっち

GitHub

GitHub - armbian/build: The official build framework for the Armbian Linux distribution. This reposi… The official build framework for the Armbian Linux distribution. This repository contains the complete toolchain and scripts required to compile custom OS image…

参考: https://www.raspberrypi.com/news/introducing-rpi-image-gen-build-highly-customised-raspberry-pi-software-images/