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現在も購入できるかどうかは別にして、これまでRaspberry Pi を搭載することでタブレット端末化するキットや、ノートPCライクなキット、ゲームコンソール端末などが海外で販売されてきました。
実際に日本で購入して運用するにはキットによって事情が様々です。これまで発売されたいくつかのキットをまとめてみました。
中には日本でも購入できる製品もありますし、今後は手に入る可能性があるキットもあると思います。
電子工作をしなくても楽しめるのがRaspberry Piの利点ではないでしょうか。少し駆け足で簡単にご紹介します。
タブレット化キット
Raspberry Pi を使用したキットは、主にクラウドファンディングからスタートした物が多い印象です。
タブレットのように使えるキットもその中の1ジャンルでした。中でもRasPadはネットでかなり目にした覚えがあります。
使用するRaspberry Pi モデルによっては、キット側でWi-Fiを装備している場合もあります。技適は各自ご確認ください。合わせて、電源になるバッテリーや電源アダプターなども電気用品安全法(PSEマーク)に準じているかも事前に確認した方が良いでしょう。
CutiePi Tablet
CutePiを最初に知ったのはやはりクラウドファンディングでした。取っ手が特徴的ですね。
2020年頃でしたので、Raspberry CM4 に合わせた最初のタブレットキットでしょう。

CM4をWi-Fiが付いているモデルにすればWi-Fiが利用できる形で、CutePiにはWi-Fiは載っていないようですね。Raspberry Pi Compute Module 4(CM4)は2022年3月に技適を通っているので問題無さそうです。(技適の記載やシールが同梱されているか確認する必要があるでしょう)
バッテリー(リチウムイオン5000 mAh)が日本で許可されているのかは分かりません。最初から完成品として出荷されていて、バッテリーと基盤は半田付けがされています。交換するには半田の除去が必要です。
まさにタブレット。コストはともかくラズパイがタブレットになったと言えるキット製品です。
完成度が高そうです。
こちらの動画が大変分かりやすい。
RasPad3
Raspberry Pi 4Bに対応したタブレットキットとして有名なRasPadは、元々、専用のOS「RasPadOS」を書き込んで使用するようになっていましたが、現在はOSのサポートは終了して、「RASPAD LAUNCHER」のみ対応となっています。
参考:https://docs.raspad.com/en/latest/raspad_launcher.html
ランチャーだけでも操作するインターフェイスがタブレットに適した状態になりますから、分厚いながらタブレットですね。
こちらはRaspberry Pi 4Bをそのまま使いますから、Wi-Fiの技適は問題ありません。ただ、バッテリーに18650リチウムイオン電池を直列使用している様子です。PSEマークや保護回路付きかどうかの記載が見受けられませんでした。ここは注意が必要です。

https://www.sunfounder.com/products/raspberrypi-tablet-raspad
10.1インチのモニターに、GPIOに取り付ける加速度センサーも付いていて、タブレットとしても概ね満足する大きさではないでしょうか。
少し分厚いですが、斜めで操作もし易そうです。一体型になっている点だけでも利点はあります。
発売した当時、購入した人が多く居た印象があります。
失敗したHackerTab Pro
クラウドファンディングでも失敗が多々あります。Raspberry Pi CM3を元にしたキット「HackerTab Pro」も、そんな失敗例です。
2018年頃なのでだいぶ古いお話です。

これ、当時のIOボードそのままというわけでも無いようですから、一見すると良さそうなんですけどね。リアルタイムクロックが付いてPOEにも対応しているとありました。
プロモーションしている人の問題なのかな。惜しい、残念でした。
タッチパネルモニター兼ケース
こちらは、製品としてタッチパネルモニターに分類されるキットです。分厚いのはRaspberry Piが入っているからと簡単に想像できる潔さ。でも、必要にして充分なスペックでしょう。
7インチで冷却ファンもついていればケースとしても充分です。タブレットというよりディスプレイ一体型ケースと言えます。
Raspberry Pi 3B/3B+を前提に作られていますが、どうやら上手くすればRaspberry Pi 4も仕込めるようです。
据え置きのLinuxPCとして意外と使い勝手は良いかも?!
単純にRaspberry Pi 用に同7インチ液晶モニターを付けたいなら、筐体に入るこちらと価格は大きく変わりはありません。モバイルモニターも良いけど、完全に据え置きならこういったケースが良さそうですね。
ラップトップキット
海外ではノートパソコンとは呼ばずラップトップPCと言います。手のひらに載るかはともかく、ラップトップキットも調べてみました。
PiTop
緑色はどうなのよ?!という印象が強いPiTopは、当時はじめて見かけたRaspberry Pi キットでした。2015年くらいだったでしょうか。
ケースを自作してノートPCっぽくしている海外の事例を眺めていたので、おお!すごい、と思ったものです。(それ以上に緑色に驚いたが)
元々はRaspberry Pi 2Bに対応したキットで、その後3Bに対応した後継機が発売されましたね。
確か、キッチンに置くような縦型のタイプもあったような記憶があります。
現在は、従来のノートPC型は影を潜め、ロボットとして使うようなキューブ型になっていました。全然チガウ。

pi-top.com

pi-top.com
ノートパソコン型は他にもあったと思いましたが・・・ド忘れしました。
ラズパイをノートPCというのは、あまり人気が無かったのかな、という印象です。
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
ミニPC風・ゲームコンソール

個人的にclockworkというメーカーが好みです。古くはGameShellやDevTerm、uConsoleが有名で魅力的なデバイスをリリースしています。
日本の場合は技適の問題が残りますが、こちらもCM3やCM4といったRaspberry Pi を載せるラインナップが一部存在します。
Clockwork製は、キットの中でも完成度が高い部類です。今後は日本で販売を展開して欲しいですね。
ラズパイCM3+にも交換できる、キーボード&ディスプレイ一体型小型PC「DevTerm」がそそる
投稿が見つかりません。
オマージュ的なゲーム機化キット
RETROFLAGも何かとそそるキットを発売しています。こちらはAmazonでも販売中。
初代プレイステーションのようなPi StationはRaspberry Pi 4Bを入れるキットです。PS Oneみたいに液晶ディスプレイが付いたモデルもあります。
別にゲーム機で使用しなくてもいいかも?!
単純な一体型ケースとしても使えると思っています。
メガドライブのケースはRaspberry Pi 3Bの頃です。ある年代には刺さる筐体です。
CM4に対応したGPi CASE 2も当時は話題になりました。
GPi CASE1はZero 1Wを載せる形式で電池駆動でしたね。
日本人が作ったPD-ROMと呼ばれるブレイドバスターはよく出来ていました。フツーに面白い。
ゲームをテストするのに使ってみて欲しい作品です。
日本ではゲームROMの問題が残るため個別のご質問にはお答えしていません。
Raspberry Piのキットは今後も期待
Raspberry Pi はケースにいつも悩みます。使い方に依りますが、単機能で役割を担わせたい場合に適当なケースがありません。
現在なら3Dプリンターで作ってしまえということなのでしょうが、誰でも持っているわけではないので敷居が高いです。
ここには記載していませんが、Raspberry Pi を接続させるロボットキットは豊富にあります。よく目に付くのはロボットカーですね。
ラズパイダでも教育用の組み立てロボットカーをご紹介しました。コレ、本当に簡単で良かった。日本国内で販売されているのもたまに見かけました。今はどうだろう??
お手軽ロボットカー
Raspberry Pi を繋いで動作するキットはお手軽で夢があると思いませんか?
2023年以降は以前のように基板本体の流通が回復して、需要が高まればまた新しいキットが販売されるかも知れませんね。
Raspberry Pi を接続できるキットのお話でした。










