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Raspberry Pi OSが2021年最初のバージョンアップをしました。(2021-01-11)内容はリリースノートによるとバクの修正がほとんどです。前回のバージョンアップは新しい機能が追加されたことで公式でも大きく扱っていましたね。
Raspberry Pi OSを最新に更新したい場合はコマンドで簡単に行えます。アップグレードとそのコマンドであるaptについても補足しておきます。
アップデートコマンド
パッケージリストをアップデートし、その後アップグレードすればOKです。
sudo apt update
そしてアップグレードコマンド
sudo apt full-upgrade
基本的にはこれでOKです。 現在に推奨されている方法です。過去にあった方法はその時点での推奨であり、少しずつ変わっています。
パッケージ管理システムaptコマンドもapt-getからaptに変更されています。これも推奨される方法が変わったと理解してaptに慣れましょう。
Raspberry Pi OSはDebian系から派生しています。2021年現在ではコードネーム「Buster」です。
Raspberry Pi OSでは意識しなくても大丈夫ですが、大元のバージョン違いがあることは知っておきましょう。
次回はいつになるのかわかりませんが、元のDebianが既にバージョンアップした「Bullseye」です。 コードネームについて→Raspbianコードネームの由来
また、既にインストールされているパッケージだけをアップグレードするもので、全く新しく追加されたパッケージをインストールはしません。その場合は個別に手動でインストールする必要があります。
もしも新しい機能が無いなと思ったら個別に指定してみてください。 現実的には大幅な変更はメジャーアップする場合が多いため、気にすることでもないでしょう。
メジャーアップグレード推奨できない
この sudo apt full-upgrade はコードネームBusterのメジャーバージョン内でアップグレードします。前回のStretchからBusterへアップグレードすることはありません。今後のBusterからBullseyeへも同様です。
メジャーアップグレードするには、リポジトリの修正が必要になります。
ただ、リポジトリを修正しても、かなり深い部分の更新も多く、Stretch以降は私もしていません。エラーが多く、その対応に辟易したからです。
ここは公式からもアナウンスされているように、新規のmicroSDカードからBusterバージョンを利用した方が無難です。
もちろん、Linuxに精通している人はこの限りではありません。
キャッシュの削除
アップグレード後、公式サイトでも推奨されている方法に前回のキャッシュの削除があります。
sudo apt clean
これも事後で実行するとストレージ容量が多少は空きますのでおすすめです。
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要らなくなったパッケージを削除
apt auto remove コマンドは必要な時に実行します。
依存関係という言葉で表されているパッケージ間の関係の中、アップグレードやインストール時に、最早要らなくなった場合はコマンド実行後に「要らないからコマンド実行してね」と表示されます。
その場合だけ実行します。普段は意識しなくても大丈夫です。
パッケージの削除
「インストールしてみたけど、あまりパッとしないから要らないや」そういったパッケージってありますよね?
削除したいなら、以下のコマンドで行います。
sudo apt remove パッケージ名
仮に依存関係も含め完全に削除する場合はオプションを付けます。
sudo apt remove --purge パッケージ名
purgeはパージ。つまり切り離すという意味ですね。(例:ロケットの1段目をパージする)
そのパッケージで保存した設定ファイルや依存しているファイルも消してしまうので、通常はremoveだけで良いでしょう。
Raspberry Pi OS のアップグレード
まとめると3行です。
sudo apt update
sudo apt full-upgrade
sudo apt clean
新しくインストールする前に実行して最新の状態に保ってください。
リリースノート
アップデートを実行する前に、リリースノートの内容が分かっていると安心します。
今回のバージョンアップではChromiumがバージョンアップし、サポートの終わるFlash Player関連の修正や削除、エプソンのプリンタードライバーが追加されたことが目立ちます。
2021-01-11:
Chromium version 86.0.4240.197 included
Screen reader support enabled in Chromium
Adobe have end-of-lifed Flash Player, so it has been removed
Scratch 2 required Flash, so it has been removed
Added Epson printer drivers
Added timeout to hide messages from USB device monitor after 5 seconds
Bug fix - PulseAudio output was in mono
Bug fix - brief audio interruptions at start of playback in VLC
Bug fix - old ALSA output settings being used instead of PulseAudio settings by some applications
Bug fix - crash in PulseAudio volume controller when used on multichannel devices
Bug fix - battery monitor failing to load on x86 platforms
Bug fix - setting of password in startup wizard failed if language was changed
Bug fix - Chromium video playback lockup on small number of devices
Bug fix - Chromium Google Maps 3D view artefacts
Slovak, Italian and Norwegian translations updated
Raspberry Pi firmware 70f1581eec2c036b7e9309f1af41c651fb125447
Linux kernel 5.4.83
変更点が書かれているリリースノート(ChangeLog)は、英語で抵抗があるかも知れませんが、箇条書きなので固有名詞が多くそれほど難しくありません。
一度は目を通すと、何かエラーに陥った時に役立つ情報になります。
Raspberry Pi OSのバージョンアップ方法でした。



