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2021年末ではRaspberry Pi Zero2 Wが発表され、翌年の3月に日本の技適も通過、さらに夏頃に購入できました。2023年以降も入手困難な状態です。
新しいCPUを搭載したRaspberry Pi Zero2 Wは、明らかにZero系の進化版なのですが、3A+の省スペース版とも感じています。搭載メモリーが512MBと同じなんですよね。
公式でも、Zero系の基板サイズにメモリーを1GHzにすることができなかったとありました。確かにZeroの本体サイズ変更するデメリットの方が大きいと思う。
Raspberry Pi Zero2 Wはやはり大きさが魅力的です。似ている3A+と比較しながらまとめてみました。
メモリー
メモリーの搭載量が他のモデルの半分だった当時のZero系は、4Bの2GB、4GB、8GBのラインナップによって、更に非力に感じるようになりました。
メモリーに限らず、PCのように後から追加できないシングルボードがゆえ、どうしても用途が限定されてしまいます。
| モデル | メモリー搭載量 |
|---|---|
| Raspberry Pi Zero2 W | 512MB |
| Raspberry Pi 4 | 2GB、4GB、8GB |
| Raspberry Pi 3A+ | 512MB |
| Raspberry Pi 3B/3B+ | 1GB |
各モデルのメモリー量
どのモデルもメインメモリーはビデオメモリーと共用しています。512MBでは益々足りません。512MBではディスプレイへ繋いで使うより、他のマシンからSSH接続して使う用途に適しています。
反面、サイズが小さいことは利点なので、何かに組み込んで使いたいですね。
写真で見るZeroと3A+
Raspberry Pi 4と異なり、Zero系は接続インターフェースが少ない。基板のサイズから言って仕方ありません。

似ている3A+は、基板の大きさからコネクタ類が2つフルサイズになっています。

どちらも有線ケーブルを繋ぐポートはありません。Wi-Fiは、2.4 GHz帯が共通で、5GHz帯に対応しているのは3A+です。
基板の大きさは、Raspberry Pi Zero2 Wのおよそ2倍が3A+と思っていただいて結構です。
3A+は選べるケースがあまり無いのは残念です。
3B+と比較した記事もご覧ください。
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
CPUが強化された
Raspberry Pi Zero2 Wの大きな変更点は、CPUが強化された点です。
これまでのZero系は、2003年頃のARM v6(ARM11)でシングルコアの32bitでした。
一方、Raspberry Pi Zero2 Wは、2016年頃のARM v8(Cortex-A53)でクアッドコアの64bitです。しかも、カスタマイズされたオリジナルです。(だからRaspberry Piのロゴが入る)まるでAppleのシリコンCPUみたい?!

Raspberry Pi Zero2 WのCPU
どうしても非力な印象があったCPUの処理速度が、スペックだけでもかなり期待できる印象です。
似ている3A+はというと、Raspberry Pi Zero2 Wと似ていても、独自のカスタマイズはされていないオリジナルです。
| Raspberry Pi Zero | Raspberry Pi Zero 2 W | Raspberry Pi 3A+ |
|---|---|---|
| ARM v6(ARM11) | ARM v8(Cortex-A53) オリジナル改良 | ARM v8(Cortex-A) |
| シングルコア | クアッドコア | クアッドコア |
| 32bit | 64bit | 64bit |
| 1GHz | 1GHz | 1.4GHz |
| — | — | — |
| 定価5ドル〜 | 定価15ドル | 定価25ドル |
3A+に近づいた性能
実際に同じ用途で使ってみないと実感はできませんが、明らかにパフォーマンスは一番高いことが想像できます。その割に発熱が抑えられています。同じサイズに納めたことが驚きですね。
低価格なのに高性能
当初、Raspberry Piは安価で、5,000円以下で手に入ることが大きな魅力でした。その意味から言えば、Zero系はまさに5,000円程度で一式が揃う価格帯です。(本体基板の他にケースと変換ケーブル)
最初に登場したノーマルZeroは定価5ドルという低価格が売りでした。
その後、Zero Wは定価10ドル、そして今回のZero2 Wは定価15ドルです。(日本では2,000円台前半)
CPUが強化された割に価格がそれほど上がっていません。基板サイズがこれまでと同じなので、Zero系ケースを流用できるのは魅力です。
3A+よりも期待できるZero2 W
残念ながら、3A+は日本ではあまり流通しませんでした。少し中途半端な立ち位置だったかも知れません。
当時は唯一、3,000円程度の本体価格だったので、Zero系の代わりに期待していたんですけどね。

RグリーンCPUが強化されたRaspberry Pi Zero2 Wの前では少し利点が無くなってきました。
新しいRaspberry Pi Zero 2 Wは、Python用の専用端末として学習には最適でしょう。**Raspberry Pi があれば、普段使っているパソコンにPythonの開発環境を整える必要がありません。**SSH接続すれば、普段のパソコン環境から操作できて便利ですよ。
初めてのRaspberry Piなら、比較的に簡単なセットアップで使えるB系のRaspberry Pi 4Bをオススメします。Zero系は用途がデスクトップPCライクではない2台目にいかがでしょうか。
デスクトップ利用はツラい
新しいCPU






