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Raspberry Piをセット品ではなくて、本体基板だけを購入した場合、よく質問されるのが電源アダプターはどれを使っていますか?です。
特にRaspberry Pi 4は、公式の電源アダプターがPSEマークを取得していないこともあり、3B+までよりもコレという電源アダプターが分かりにくいと感じています。あるんですけどね。
いずれ公式から日本国内でも販売されれば解消しますが、それまでは、実際に使用した人の例を参考にしてください。
電源が問題で起動トラブルの元になるのも嫌ですからね。
主にRaspberry Pi 4の電源についての記事です。最後にPi5の電源も紹介しています。
ラズパイダ的手頃な電源コアとケーブル
Pi 4は5V3A、Pi 5は5V5Aが必要です。
いくかの種類を実際に使ってみて、特に問題なく利用できている電源アダプター(ここでは電源コア)とUSBケーブルをご紹介します。
電源コアに使いたい商品は、スマホやタブレットの急速充電器扱いとなっています。しかし、Raspberry Piの電源アダプターとしても使えます。
Anker製2つ差し込み口タイプ
記事執筆時点だと、ケーブルはUSBタイプC - タイプCで済みますのでシンプルです。
Pi 4向けに発売当時の電源コアの例です。型番は新しくなっていますので読み替えてください。
商品説明通り、USBタイプC側の出力は、5V3Aが確保されています。
USB-C 出力:5V ⎓ 3A / 9V ⎓ 2.22A USB-A 出力:5V ⎓ 2.4A (最大)
もう1つのUSB−A(IQ)側は最大で2.4Aしかありません。Raspberry Pi 4であれば、単独でタイプC側へ接続しましょう。
計算すると分かりますが、Raspberry Pi 4を繋いだ場合、USB−A側は1Aの製品なら範囲内です。
5V × 3A = 15W 20W -15W = 5W 5W ÷ 5V = 1A
1AはZero Wなら同時に使用してもなんとか大丈夫そうです。Pi 4は無理ですね。
Anker製1つ差し込み口タイプ
もう一つ同じAnker製でも、差し込み口が1つのもので、USBタイプAの差し込みになる製品があります。
こちらも5Vでの利用であれば3Aが確保されています。
出力:3.6-6.5V = 3A, 6.5-9V = 2A, 9-12V = 1.5A
どの製品にも出力の情報が掲載されています。必ず確認してください。
より小さいタイプ
他にも、PowerPort III Nano 20Wは良いでしょう。小さいので邪魔になりません。
出力:5V=3A / 9V=2.22A
差し込み口はUSB-Cタイプです。
すべて価格が2,000円前後が多かったです。
他と使い回せる
Raspberry Pi 4専用ではなく、ノートパソコンにもスマホ、タブレットにも万能的に使いたいなら、更に大きいワット数の製品を1台持っていても良いでしょう。
出力:5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3.25A / PPS:3.3V-21V=3.09A
MacBook Pro 13インチであれば約2時間で満充電! マジかっ!
更に大容量もある
3つのポート(USB-Cが2つ、USB-Aが1つ)で同時に電源が取れるのに、最大100Wに対応しているお化けのような電源コアです。
その割に本体サイズが小さいのが特徴となっています。と、言っても想像よりは大きい感じ。
気を付けないといけないのは、アンペア数(A)です。
Raspberry Pi 5では5V5Aが一定ないとダメなので、Pi 5を繋いだ場合は残り75Wになってしまいます。もう1つ繋げるのに、最新のMacBookProとかダメですよね。100W超えるのもあるし、超えなくても75Wだとギリギリかな。
CPUやGPUコアが多いと無理そうです。8コアくらいまでだろうか。
Pi 5にiPhoneやiPadであれば、3つでも問題ないですね。
公式サイトで確認した仕様
単ポート利用時
USB-C1/C2:5V⎓3A / 9V⎓3A / 12V⎓3A / 15V⎓3A / 20V⎓5A (最大100W)
USB-A:4.5V⎓5A / 5V⎓4.5A / 5V⎓3A / 9V⎓2A / 10V⎓2.25A / 12V⎓1.5A (最大22.5W)
2ポート利用時
USB-C1+C2:最大100W
USB-C1+A:最大100W
USB-C2+A:最大100W
3ポート利用時
USB-C1+C2+A:最大100W
×🙅 MacBook (M2) のMagSafe充電には対応していない。
電源コアと繋げるケーブルはコネクタ形状の大きさに注意
次にUSBケーブルです。電源アダプターに利用するといっても、電源コアにはケーブルは付属しませんから別に購入する必要があります。
Raspberry Piで使う場合、実際に電源として使うので、実は100円ショップの製品でも使える物があります。(データを通信しないなら)
同じ電源コアでも、ケーブルにスペックが要求されることもあります。
個人的には少しだけマシなケーブルを使っています。マシと言っても、Amazonベーシック(Amazon Basics)という安価なシリーズでRaspberry Piは問題ありません。
タイプC-タイプCであればこれなど大丈夫です。(電源だけなので2.0タイプCでOK)
何が大丈夫かと言いますと、コネクタヘッド部分の大きさです。
この部分があまりにも広いと(15mm以上くらい)Raspberry Pi 4の場合は、隣のmicroHDMIケーブルと干渉します!

タイプC側の幅は約13mm程度
これはmicroHDMIケーブルにも言えることなんですけど、あまりヘッド部分が大きいのは注意してください。
あともう1点。
ケーブルの太さとヘッド元の強度は気になります。
100円ショップの物は根元から折れやすいような気がします。一応電源のコードなのであまり細いケーブルだととても心配になります。
タイプC-タイプAもAmazonベーシックにあります。(こちらは高速転送もできるUSB 3.1Gen 2規格)
USB Type-Cという規格は、とてもカオスな世界になっています。本当によく分からない!
ケーブルチェッカーという面白い商品がありまして、手持ちのケーブルをいくつか調べてみました。選ぶ参考にしてください。
調べてみた!
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
選ぶポイント
ご紹介した以外もまだたくさん製品はあります。
選ぶ基準は簡単でして、Raspberry Pi 4は5V3Aが推奨されています。
また、電源コアとRaspberry Pi本体を繋げるUSBケーブルも、電源コア側の差し込みがタイプA、タイプC、かによっても異なります。

Raspberry Pi 本体側がタイプCのUSB3.0ですから、ケーブルもC to C の方が分かりやすいが、電源アダプター(コア)側の差し込みがタイプAの物もありますので、注意が必要です。
因みに、3B+であれば、5V2.5AでRaspberry Pi 3B+側のコネクタ形状はmicroUSB-Bタイプです。この辺は分かりにくいですね。
専用もある
サードパーティ製ながら、Raspberry Pi 4を意識して作られている商品もあります。
ケーブルにスイッチが付いているタイプもあり、電源スイッチのないRaspberry Pi 4には重宝します。5V4Aあれば、多くの機器に流用もできますね。
同じAnker製でも避けたい
Raspberry Pi 4には適さない製品にも触れておきます。
充電器としての性能ではなく、あくまでもRaspberry Pi 4の電源に使う場合に限ってのお話ですから誤解しないでください。
要は、2.4Aまでしか出ない製品です。
つい、ワット数が同じだからとか、2つあって便利だから、小さいからといった別の要素で選ぶとアレってなります。
例えば、これらは最大2.4Aです。
| Anker PowerPort 2 Elite | 出力:5V/4.8A(各ポート最大2.4A) |
| Anker PowerPort mini | 出力:5V=2.4A(各ポート最大2.4A) |
2.4Aの製品例
製品名が似ていたり、改善されたバージョンなど注意が必要です。商品の形状だけではなく、商品説明ページはよくお読みください。
推奨のアンペア
正確には、5V3Aの電源がないと動かないというわけではありません。ただ、安定動作しない確率が高まるということです。
経験しないと分からない部分はありますが、Raspberry Pi 4がどのように電源を使うのかコントロールできないので、何かのインストール中に止まったり、電源が落ちたりといったアンペア不足に悩まされることがありました。(3Bや3B+の頃は何度も経験しました)
実際に3Aの表記でも不安定な製品はあります。
電源チェッカーを使ってもらうと分かります。不安定は仕方ないとしても、その幅が大きくて急な電圧不足は心配です。
どうしても常時起動でRaspberry Pi 4専用にしたい派なので、製品の大きさよりも無難に使える電源が好みです。持ち運んだり、使う時だけ付けるのであれば、約27mm四方で約30gしかないAnker PowerPort III Nano 20Wはお薦めでした。
Pi 5の電源
Pi 5は、5V3Aでも動作はします。しかし、電力が足りないと警告が表示されるハズです。
推奨は5V5Aです。特にケースに冷却ファンやSSDドライブ起動などを想定すると、起動すらしません。
専用に5V5Aを探しましょう。例えばこれら。













