Amazonのアソシエイトとして、ラズパイダ(raspida.com)は適格販売により収入を得ています。詳しくは当サイトの プライバシーポリシーをご覧ください。
2023/09/28にリリースされた直後から調べてまとめた内容です。私の勘違い・間違いも含め、日を追う毎に情報は変わる事もあるかも知れません。予めご了承ください。
ニュースを受けたファーストインプレッションです。
早速、スペックからみていきましょう。
ラズパイに限らず、こういうスペック的な数字を取り扱う場合、よく間違いや勘違いを指摘されることがあります。気が付いた方はご指摘ください。間違っていたらごめんなさい。
旧モデルとのスペック比較
サイズからしても、一見すると同じような雰囲気を覚えます。性能からも分かるように、基板上のチップや端子の位置や数が異なっています。4と同じ基板サイズなのに驚きます。
異なる部分を中心にして表にしています。変更点も多く細かい項目もあるため表に入り切りません。細かく知りたい方は公式サイトも同時にご覧ください。
主な変更点は太字で表しています。
スクロールできます
| Raspberry Pi 5 | Raspberry Pi 4 | |
|---|---|---|
| CPU | ARM Cortex-A76(2.4GHz) | ARM Cortex-A72(1.8GHz) |
| SoC | Broadcom BCM2712 | Broadcom BCM2711 |
| GPU | Broadcom VideoCore VII Dual Core 800MHz OpenGL ES 3.1 Vulkan 1.2 | Broadcom VideoCore VI Dual Core 500MHz OpenGL ES 3.1 Vulkan 1.0 |
| メモリー | LPDDR4X-4267 | LPDDR4-3200 |
| 専用端子 | GPIO 40 ピン | GPIO 40 ピン |
| オーディオ | micro-HDMI I2S USB Audio Class 2.0 | micro-HDMI I2S USB Audio Class 2.0 3.5mmジャック |
| ビデオ入出力 | micro-HDMI (最大4Kp60) x2 MIPI DSI/CSI 4レーン x2 | micro-HDMI 2.0 (最大4Kp60) x2 MIPI DSI 2レーン ×1 MIPI CSI 2レーン ×1 コンポジット RCA (PAL / NTSC) |
| USBポート | USB3.0×2**(最大スピード5Gbps)** USB2.0×2 | USB3.0×2 USB2.0×2 |
| microSDスロット | microSDXC (UHS-I 104MB/s対応) | microSDXC |
| PCIe | PCIe 2.0 1レーン×1 | なし |
| 電源 | USB-C経由の5V**/5A**(最低5V3A) USB Type-CまたはGPIOまたは Power over Ethernet (別途 PoE+ HAT) | USB-C経由の5V/3A USB Type-CまたはGPIOまたは Power over Ethernet (別途 PoE+ HAT) |
| 通信 Wi-Fi&LAN | 2.4GHz and 5GHz IEEE 802.11.b/g/n/ac Bluetooth 5.0, BLE Gigabit Ethernet | 2.4GHz and 5GHz IEEE 802.11.b/g/n/ac Bluetooth 5.0, BLE Gigabit Ethernet |
| その他 | 外部バッテリー($5)から駆動可 リアルタイムクロック(RTC) 電源ボタン | なし |
| ラインナップモデル | 1GB、2GB、4GB、8GB | 1GB、2GB、4GB、8GB |
| 定価 | $–、$–、$60、$80 | $35、$45、$55、$75 |
| リリース日 | 2023年10月23日 ————-?(技適取得) | 2019年6月24日 2019年9月4日(技適取得) |
| 対応する公式OS | Raspberry Pi OS (bookworm)以降 | Raspberry Pi (bullseye)以降 |
スペックから感じたファーストインプレッション
ラズパイダ的にスペックの比較から感じたことを挙げていきます。
CPU速度
メモリーは同じARMv8、64bitながら、コア数や周波数の性能アップ、L2キャッシュ512KB、共有3Lキャシュ2MBとなっています。ラズパイ4はコア同数の1.8GHz、L2キャッシュが1MBだったので、性能比は2倍以上と言われています。
CPU周波数は、発売当時のラズパイ4は1.5GHzでした。その後Pi 400の登場時だったでしょうか、1.8GHzへ変更されました。
今度のラズパイ5は2.4GHzです。
4で比較的に安全なオーバークロックの2.0GHzを体感した時、速いなと感じました。2.4GHzならGUIでの動作に満足できそうな気がします。
その割に消費電力が倍にならず、15Wから25Wの電源アダプターで済むため、発熱はしても抑えられているでしょう。実数値は分かりませんが、冷却ファンがあれば4と同様に扱えると思います。
単純に速いのは嬉しい。
メモリー
ラズパイ4の場合、メモリーは4GBあれば特に不満は無く、8GBであればGUIでの操作は楽でした。それよりもmicroSDカードがボトルネックだったため、ラズパイ4ではメモリーよりSSDドライブ起動の恩恵が大きかった。
ラズパイはハイスペックマシンではないため、メモリーはこれまでと同じラインナップでも納得します。メモリー自体も、LPDDR4X-4267 SDRAMになり、3200と比べると理論上1.3倍は速いと思われます。
WindowsでもMacでも、メモリーは多い方が嬉しいものです。Raspberry Piに限ると、ラズパイ4の8GBで満足しました。恐らくラズパイ5でも8GBまでで充分でしょう。
microSDカードとSSDドライブ
microSDカードも向上しています。UHS-I規格対応でどのくらいの実数値が上限になるか分かりません。理論上は104MB/sです。
ラズパイ4の場合、実質30MB台後半から40MB/sほどでした。実測値で80MB/sは出るのため約2倍です。
microSDカードは、容量の規格とスピードの規格を合わせるとちょっと理解し辛いですね。
容量で言うと、32GBまではSDHCと呼ばれ、64GB〜2TBまでがSDXCです。個人的にラズパイでは128GBまで使いました。1TBはイケるけど、2TBは難しいとどこかで読んだ気がします。試していません。
ラズパイ5で理論上の100MB/sに近い80MB/s出ていれば、これまでより速いと体感ができる速度です。
USB3.0 type-Cもそうですけど、スペック表記がややこしいジャンルの1つです。
例えば、SanDiskなら、CLASS10、A1、XC1など書いてあり、これは今回のUHS-Iと同等でRaspberry Pi にも適しています。
現行のラズパイ4でも同じmicroSDカードを使いますから購入は難しく無さそうです。
5は、これまでと同じmicroSDカードを使っても転送速度が上がるため速く感じます。空き容量が多い方が本来の速度が期待できるため、余裕があるサイズを使いたいですね。
PCI Express
PCIeポートは、PCI Expressの略で、一般的なPCでもお馴染みです。2.0規格ですから5Gbpsの速度が出ます。今回のUSB3.0も5Gbpsに対応していたので速度は同じです。
PCIeと言うと、一般的なPCの拡張ボードだとグラボが想定されますが、ラズパイ5ではどういった拡張カードがラインナップされるのか気になります。
見て分かる通り、PCIe 2.0のポートにはそまま接続できず、HATやアダプターが必要になります。
NVMe規格のSSDもM.2変換ボードなりHATがあればOKでしょう。PCIe2.0なので、現行のSSDドライブだと性能の頭打ちはあるでしょうが、SATA規格のSSDよりだいぶ速くなると思います。
これで接続できれば、SSDドライブのケーブルも内部に設置できてスマートだと思います。PCIeの使い方が一番気になります。
RTCの搭載
ボタン電池こそ別売りで追加しないとなりませんが、とうとうRTCが搭載されました。
これはラズパイダでよく読まれた記事でもお伝えしたように、一般的なPCとは異なる点の1つだったのです。電源ボタンも同じですよね。
ここまで機能が搭載されると、今度こそもうパソコンじゃん?!
イイね価格は妥当か
円安はさておき、昨今の物価高でラズパイ5の定価は妥当だと感じました。
同じメモリー4GBモデルのRaspberry Pi 4の定価が55ドルですから、60ドルなら大きく変わりません。ラズパイ4の日本での実勢価格が11,000円程度で推移してきました。もしも差が1,000円で収まれば特に高くはありません。
——あっ、今見ると、ラズパイ4が実売9,680円税込まで下がっているな!
Raspberry Pi 5の日本での発売価格は未定です。
Raspberry Pi 4の発売直後は4GBモデルが6,600円でした。それから比較するとほぼ倍です。対ドルも110円台だったこともありますから一概に比較はできません。コロナ禍を経て、円安も手伝い仕方ないですね。
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
ショップで確認
日本では技適を取得しないと動かせません。技適の取得もいつなのか分かりません。
朗報として、国内の代理店KSYやスイッチサイエンスでも、取得次第で販売すると明言されています。KSYでは初期ロットから販売予定とあります。
意外と早く手に入るのかも知れませんね。
ちなみに海外のショップ例として、UKにあるPimoroniとPiHutを覗いてみました。発売前なので予約販売中です。
Raspberry Pi 5 メモリー4GBの場合
| 店舗名 | 販売価格 | 日本への送料 |
|---|---|---|
| Pimoroni | £49.5 | £12.5(トラッキング有) |
| PiHut | £49.42 | £12.0(トラッキング有) |
2023年9月末の予約価格
僅かな違いはあれど、ほぼ同じでした。
Pimorinはトラッキング無しの£7.5が選べるため、条件を同じにしました。トラッキング(追跡)はあった方が良いですよね。海外ではよく紛失します。
コロナ禍以降は11,000円を超えるような金額でしか手に入らなかったラズパイ4を考えると、新しい5がこれくらいだと嬉しいですね。
販売と配送
海外では取り扱い開始(発売)は現地時間2023年10月23日です。
発売日までの予約注文は10月末から11月上旬に出荷を開始予定、それ以降は11月〜12月の出荷を開始見込みという記載も確認できました。(※日本発売ではない)
合わせて公式のマガジンTheMagPiかHackSpaceの購読者は優待販売がされます。
UK本国では発売日に手にする人もそれなりにいらっしゃるでしょう。
日本国内での発売はいつなのか現時点では分かりません。
日本でも早く技適を取得できることを期待したいと思います。
RレッドJapanese Raspberry Pi Users Group
Raspberry Pi ではお馴染みの「Japanese Raspberry Pi Users Group」のあっきぃさんが既に実機のレビューをされています。
Raspberry Pi は私より詳しい方なので、細かい点など気になる人は訪れてみてください。
いつも参考になります。
Japanese Raspberry Pi Users Group
\ Raspberry Pi 4のSSD起動なら /






