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Raspberry Pi はいくつかの種類に分けられます。現在に手に入りやすい3B/3B+、機能を絞ったZero/ZeroWHなどのZero系、フラグシップモデルといえるメインのRaspberry Pi 4Bが存在します。
ケースは無くても使用できるものの、やはり埃から守るためにもケースは必要です。
ケースは素材や価格、対応しているモデルもマチマチです。目的にあったケースを選んでください。
この記事は2019年の記事を再編集しています。
適応する本体基板の分け方

Raspberry Pi 本体の種類の中で、3B+の旧型にあたるRaspberry Pi 3B(このサイトで「ノーマル3B」と表現しています)は既にどこでも売っている商品でも無くなりました。
更にケースでいうと、基板上のチップの関係で3B+とノーマル3Bとは完全な互換性がありません。
Raspberry Pi 4が一般的に流通するようになっても、ケースはあまり増えませんでした。3B/3B+の頃がたくさん種類が選べた印象です。
素材に依るケースの特徴
ケースは以下のように大別し、大きな特徴は以下の通りです。
これらはモデルが違っても同じように分けられます。
| 素材・機能別 | 放熱性 | 取り付け | 冷却ファン | 価格 | 計 |
| アクリルケース | 弱い(2) | 簡単(5) | 装備は可能(3) | 安い(5) | 15 |
| アルミケース | 高い(5) | ビス必要(2) | 主に装備なし(2) | 高い(3) | 12 |
| 拡張基板と一体 | 主に密閉型(3) | やや簡単(3) | 主に装備なし(3) | やや高い(2) | 11 |
| モチーフ型 | 密閉型(3) | やや簡単(3) | 装備は可能(3) | 非常に高い(1) | 10 |
| 自作ケース | 自由(3) | 自由(3) | 自由(3) | プライスレス(∞) | 9+ |
- ()内の数値は5段階評価のポイント
- 独断と偏見で付けたポイントは何ら根拠はありません。ラズパイダの私見です。
私見とはいえ、ポイントを合計してみると、アクリルケースが一番のオススメになります。これは安価なだけではなくアクリルケースは機能面でもバランスが取れているためです。
ただ、設置場所や使用用途、趣味嗜好により優先順位は変わりますので絶対ではありません。これらを踏まえた上でお読みください。
アクリルとABS樹脂のケース
アクリルケースはケース本体の色もたくさん存在し形態も様々です。比較的に安価な部類に入り、ファンを後付けするといった加工もし易いです。
ただ、放熱性が弱いため、特にRaspberry Pi 4ではファン付き(または増設)は必須です。
Raspberry Pi オフィシャルケース
Raspberry Pi財団の公式ケースです。公式なだけに必要充分にして安心感があります。特にコダワリがない人はこのケース一択で間違いはありません。
機能性も優れており、上部を開けたり、サイド側コネクター部を取り外せば最新のRaspberry Pi 4Bも収容可能です。
色はお決まりの赤白、黒/グレーの2種類です。
価格が極端に安い物はニセモノの粗悪品の可能性があります。必ず正規代理店かの販売かを確認した方が良いでしょう。
ただ、冷却ファンが付いていないので、デスクトップPCライクにオンオフするなら良いですが、24時間常用するのには向いていません。

上部を開ける

サイドは取り外せる

公式のロゴ入り
画像はRaspberry Pi 3B用
RS ケースセット Red
こちらもオフィシャルケース同様にネジ不要でしっかりしています。特徴的なのは上面のロゴに穴が空いている点で、放熱性と共にカメラモジュールを内側に仕込めるという機能性も有しています。
また、ケーブルを引き出すスリットが空いていたり、底面も穴が空いているためファンが無くても充分な放熱性を確保しています。
色は赤、黒、白、透明があります。
ロゴの内側に冷却ファンを設置可能です。

ロゴに通気孔

底面も放熱性高い

細かい箇所もピッタリ
画像はRaspberry Pi 3B用
3ple Decker透明ケース

個人的に気に入って何度も購入していたPhysical Computing Labから販売されている透明なケースです。
機能性も申し分なく、安価で見た目もクールです。色の展開が7色あります。
スリットも底面の穴もあり、一定の放熱性は確保されています。GPIOへのアクセスは蓋を取り替えられます。
但し、残念ながら2B/3Bしか対応しません。
Zero系のオフィシャルケース
Raspberry Pi Zero WH こそ全部入ったスターターキットが楽です。B系と共通の部品がほとんどありません。miniHDMIだったり、microUSBだったり。
ちなみにRaspberry Pi Zero W系に限り、電源はスマホの充電に使う1Aでも動作します。モバイルバッテリーとの組み合わせもOKです。
カメラ用にするのはもちろん、24時間で稼働させても放熱はあまりしないZero系なら十分でした。

Zero系も3ple Decker製透明ケース
こちらも3ple Decker製で透明なケースです。サイド面は囲っていませんので、2枚を合わせた形になります。
埃という点で完全に防げませんが、僅かな隙間なのであまり気になりません。
あまり発熱しないZero系なので、当然ながら放熱性は充分です。GPIOへのアクセスが前提になって空いていますので、pHAT系と組み合わせるとクールでした。

こちらもあまり見かけなくなりましたね。
また、Raspberry Pi Zero、W、WHと若干のチップ配置が異なります。ケースによっては干渉してしまいチップ部を壊す恐れがありますので注意が必要です。
Zero 2 Wはこれまでと同じ大きさのため、互換性があります。(記事執筆時点でZero 2 Wは日本では未発売)
Zweo系のModMyPi Pi Zeroケース
※ModMyPi はThe Pi Hutに吸収されてしまいました。
デザイン性に優れ色も選べるModMyPi製のケースです。色が5色あります。
海外での販売ですので、高くなってしまうのは仕方ないかも知れません。
GPIOを使う場合は切り込みの部分を取り除く必要があります。できればzeroやzero Wで使いたいですね。

アルミケース
本来、Raspberry Pi 4Bも熱に対してシビアなので、ファンやアルミケースがあればよく冷えます。今後のラインナップが増えてくれることを期待しています。
アルミアーマーケース
アルミケースにファンが2つも付いたケースは、冷却効果が抜群でした。

画像はRaspberry Pi 4用
こちらは3B+と4Bがありました。
Raspberry Pi 4になってから発熱が心配されるため、アルミ製のケースが多くなりました。
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
一体型ケース
よく見かけるのは、GPIOで繋ぐ小型液晶ディスプレイごと収めることができるケースです。
Raspberry Pi 3B/3B+では3.5インチディスプレイと一緒に収納できるケースが多く販売されました。逆にRaspberry Pi 4用では見かけません。
大抵は液晶ディスプレイのメーカーがケースを発売しています。セットで買えばお得なので、そちらをオススメしています。
こちらもアルミケース同様に注意が必要で、3Bか3B+のどちらに対応しているかは気をつけてください。
3.5インチ Raspberry Pi用ディスプレイケース
これはディスプレイとのセットとしては本当に良かった。決まった組み合わせにはなりますけどね。ディスプレイとのセットなので面倒はありませんね。
こちらは3B/3B+まで対応しています。
モチーフ型のケース
ここでいうモチーフ型というのは、何かに似せて作ったケースという意味でして、皆さんもよくご存じのPCやゲーム機本体に似せてあるアレです。
このモチーフ型も中華製が多く必ずプライムマークを確認してください。そうでないと2週間はかかりますし、送料も別にかかります。
スーパーファミコン風のケース(Raspberry Pi 3B/3B+)
見たままのスーパーファミコンをモチーフにしたケースです。細かい所もよく出来ています。現在は購入するのはあまりおすすめはできません。
これらファミコンやスーファミ風の製品は、任天堂から訴えられた経緯から一時期に似たような製品がAmazonから無くなりました。
このRetroFlagの製品ならOKみたいで、その後も僅かに中華圏の業者から販売されています。
※Raspberry Pi 4は入りません。
GameBoy風のケース(Raspberry Pi Zero)
まるでゲームボーイそのままのケースです。RetropieやRecalboxをインストールして動作できるようになっています。
ただ、Raspberry Pi ZeroまたはZero Wでなければ組み込めません。
- Raspberry Pi Zero WH
もうなかなかZeroとZero Wが単体で手に入らない状態なので、もしもお持ちならトライできます。
乾電池駆動というのが嬉しいですね。電池は単三電池3本です。

2022年現在だと、RETROFLAGから後継機となるGPi CASE2が販売されています。2はRaspberry Pi CM4 Liteが必要です。Zeroではありません。しかもバッテリー内蔵型なので、個人輸入は法的に厳しいでしょう。
Raspberry Pi Compute Moduleを使ったGPi Case 2が現行機です。
1の方が乾電池で気楽でしたね。
プレイステーション風(Raspberry Pi 4)
Retroflagの新作。今度はプレイステーションのケースです。しかも初代プレイステーション。
なんとLCDを取り付けるオプションまであり、まるで往年のPS 0NE!
しかし、PS ONEに寄せてこなかったのは意匠権の問題でしょうか。初代プレイステーション風のままLDC液晶が付いている斬新なデザインです。
定価はそれぞれ$29.99、$89.99なので、輸入する際の送料や関税などを考慮して購入しましょう。
メガドライブ風ケース(Raspberry Pi 3B/3B+)
こちらはメガドライブ風です。良く出来ています。コントローラー付きではないと雰囲気がでません。
SEGA派の人にはたまりませんね。
こちらも3B+用です。機能というより完全にファンアイテムになっています。
SRPJ メガドライブ型Piケース Retroflag MEGAPi Case for Raspberry Pi 3 B+ (B Plus) [SRPJ2119]
自作のケース
自作したケースというのは愛着が沸く物です。
DIYが好きな人なら、ケース作成だけでも楽しめそうです。システムよりもケースの方が作り込む時間が長い?
腕に自信がある方は、ケースも専用に作り込んでみてください。

100円のコレクションケース

横置きにして
100円アイテムでも穴だけ空ければ簡易ケースに
Raspberry Pi 4Bは放熱を考慮
Raspberry Pi 4Bは性能が上がった分、熱対策を考えた方が良いでしょう。冷却ファンを取り付けるか、放熱対策していあるケースか、アルミケースが必要になります。
これまで同様にオフィシャルケースは発売しています。

こちらは放熱性が低いので、長い時間の運用には向かないかも知れません。
いずれにしても用途によって選ぶ他に、ケースを手作りで自作して楽しめるのもRaspberry Piならではだと思います。
ケースを種類別にご紹介しました。








