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Raspberry Pi OSが5/6(現地時間)にバージョンアップしました。昨年10月から都度のバージョンアップをしていれば、変更点はそれほど多くないハズです。新たな機能追加がメインです。
今回はbookwormでの最終バージョンアップということで、以後はバグ修正になります。実際、5/13(現地時間)で修正が入りました。
Debianを元にしているため、Raspberry Pi OSも同じ時系列でアップグレードされています。2年毎にメジャーアップグレードします。メジャーアップデートは奇数年が該当するので、今年2025年がその年です。
次はTrixie(トリクシー)ですね。
Debian側が夏以降にリリース見込みとあり、Raspberry Pi OSは恐らく10月末〜年内にリリースでしょうか。
コマンド
Raspberry Pi OSのバージョンアップは、基本は次のコマンドです。
sudo apt upate
sudo apt full-upgrade
デスクトップ画面ならGUIで可能です。

変更点
2025-05-06のリリースノートから新規追加と変更、バグ修正を並べてみます。
新規追加

- 新規:マウスとキーボードの設定アプリケーション「rasputin」(lxinputから変更)
- 新規:プリンターアプリケーション「rpinters」(system-config-printerから変更)
- 新規:画面ロックアプリケーション「swaylock」
- 新規:自動ログイン設定としてコンソールとデスクトップと個別設定が可能
- 新規:コマンドラインパスワードプロンプトアプリケーション「sudopwd」(zenityから変更)
- 新規:コマンドラインダイアログツール「zenoty」(zenityから変更)

変更
- 変更:labwcをバージョン0.8.1にアップデート
- 変更:wf-panel-piの起動を最適化→ 起動速度が大幅に向上
- 変更:ネットワークマネージャプラグインを最新のアップストリームコードからアップデート
- 変更:初回起動ウィザードにビジー表示(ウォッチカーソル)を追加
- 変更:uBlock Originをプリインストールできなくなったため、ChromiumにuBlock Origin Liteがデフォルトでインストール
- 変更:GPUプラグインとタスクマネージャに最新カーネルとの互換性を追加
- 変更:タッチスクリーンのデフォルト関連付けを追加
- 変更:画面設定で、タッチスクリーンのマウスエミュレーションまたはマルチタッチモードを選択できるように追加
- 変更:Raspberry Pi設定で、Squeekboardのオンスクリーンキーボードを表示するモニターを設定できるように追加
- 変更:lxpanel と wf-panel-pi のプラグインを再構築し、それぞれの共有プロジェクトからビルド→ 両者間の差異を軽減
- 変更:外観設定と Raspberry Pi 設定の見直し→ X と Wayland 間のいくつかの小さな不整合に対処
- 変更:Bookshelf アプリケーションから HackSpace を削除
- 変更:Chromium を更新(135.0.7049.84)
- 変更:Firefox を 138.0 にアップデート
バグ修正
- バグ修正:X のセカンダリモニターでパネルメニューを正しく配置
- バグ修正:デスクトップ画像がモニターの境界からはみ出ない
- バグ修正:特定のモニターが設定されていないと Squeekboard が起動しないを修正
- バグ修正:Chromium ウェブアプリを含む一部のアプリケーションアイコンがタスクバー上で正しく表示されないを修正
- バグ修正:アップデート時に Greeter キーボードレイアウトがリセットされていたを修正
- バグ修正:メインメニューのサブメニューが画面に収まらない場合、スクロールできないを修正
- バグ修正:Connect プラグインが Connect のインストールとアンインストールをより正確に検出できる
- バグ修正:wfpanelctl を修正し、PackageKit 経由で呼び出された場合に正しく動作するようにしました。
- その他、いくつかの小さな調整とアップデート
2025-05-13のリリースノートで更に3つ追加修正されました。
- バグ修正:画面設定でタッチスクリーンを設定してもGreeterのデフォルトの関連付けが削除されないを修正
- バグ修正:ウィザードのキーボード設定がデスクトップに正しく転送されるように修正
- 変更:Chromiumを更新(136.0.7103.92)
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
新規追加された機能も僅か
今回のバージョンアップで、全く新しく新規に追加された機能は大きく2つです。

画面ロックと自動ログインのオプションです。
確かに画面ロックはありませんでした。正確にはあったけれど、インターフェイスとしてはなかった。PC&Mac&他のディストリビューションでは当たり前です。今更ながらという気もしますが、デスクトップ用途を想定すれば使い勝手は変わります。
自動ログインはオンとオフしかなかったところ、デスクトップとコンソールを分けることができるようになりました。
確かにセキュリティ的にはよろしくなかったのでしょう。デスクトップ用途ではコンソールの自動ログインはオフにしておくのが基本になりそうです。個人でたまに電源入れる程度ならそこまで気にすることはないかもしれません。私はそもそもオフにしていたので尚更です。
更新やバグ修正が地味に助かる
結構な割合でバグらしき挙動も多くなっているOSだけに、細かい修正は歓迎します。Debianを元にしているなら、もう少し安定性を高めて欲しいといつも感じています。
大きなバグに遭遇しなくても、細かくあるんですよね。書き込むツールのImagerも然りです。
Pi 5にアップグレードしたこともあり、Bookwormはこれまでと比べて新たな機能が追加されてきました。Bullseysは貧弱な見た目と機能でしたが安定性があります。32bitから64bit版への移行も影響しているのでしょう。
Debianで現行の長期安定版(LTS)はBullseyeです。(2026年8月31日までサポート)今後はBookwormになります。Pi 5を使い続けるなら、しばらくBookwormでも良いですし、Trixieも試してみたいですね。
はてな?


