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Xojoは知りませんでした。macOS、Windows、Linux、Web、iOS、Raspberry Pi 向けのネイティブアプリを開発できます。 調べてみると、元はCrossBASIC→REALbasicで、2013年からXojoに変更され、日本のリセラーから日本語版も提供されていました。※2018年に販売終了
オブジェクト指向のBASIC言語(独自)を採用したIDE(統合開発環境)ソフトです。
見た目はVisualBasicみたいですね。
Xojoは学習と開発は無料です。アプリケーションとして構築(build)するにはライセンスが必要な有償ソフトです。
但し、Raspberry Pi だけで動作するネイティブアプリは無償で利用できます。
通常価格は、単一のデスクトッププラットフォームなら149ドル/年、クロスプラットフォームのデスクトップ、iOS、またはWebアプリケーションは399ドル/年です。更にXojo ProとPro Plusパッケージは799ドル〜/年からとなっています。
Raspberry Pi 向けのネイティブアプリを開発できるだけでなく、クロスプラットフォームにビルドできるのは驚きました。しかも、Raspberry Piなら無償でした。

通常のライセンス価格
ライセンスストアで、Raspberry Pi をクリックすると・・・。

Raspberry Pi Only(※SQLite Database only)
Build Pi-native desktop and console apps you can distribute to others. 他者に配布できる Pi ネイティブのデスクトップおよびコンソール アプリを構築。
無償ライセンスの取得方法は記事下部に記します。参考にしてください。
Basic系の特徴
BASIC系あるあるで、作成したアプリはファイルサイズが大きく、処理が遅いというデメリットがあります。ファイルサイズは、大容量自体の今は昔ほど気になりません。処理が遅いのは多言語と比較してなので、簡単な処理なら気にならないでしょう。
処理速度に関しては、昔はプラグインや外部ライブラリを組み込んで解決していた気がします。調べるとXojoもそのようなプラグインが販売されていますね。
メリットとしては、とにかく容易にソフトウェアを完成させられる点が挙げられます。 当時、VisualBasicでは文系の非エンジニアでも、それなりにプログラミングして動作させることができたわけです。 デスクトップ用に、メモソフトや時計、カレンダー、スクリーセイバーなどが習作として人気でした。Xojoも同じような部類です。
Pythonも言語として比較して容易ではありますが、VisualBasic系の方が最終的なソフトに到達するのは簡単でした。ウィンドウやボタンを使った機能が分かりやすく、豊富なAPIも便利でした。
以前にご紹介したRaspberry Pi 3Bで動作したPiSarterは、高速Basic言語と呼ばれているようにBasic言語が元でした。XojoはVisualBasicが近い存在です。
投稿が見つかりません。
見た目はそのまんまVB?

懐かしいコード
コード例をみると、余計にVisualBasicだと感じます。 ウィンドウにコントロールボタンやラベルを配置し、初期プロパティ値を設定する。ダブルクリックでコードを記述していく方法はとても分かりやすかった想い出があります。
基本のIF文やForNext、DoLoop、DIM宣言文やSubルーチンなどです。 .showでウィンドウをアクティブにしたり、.Textでラベルの文字列を入れ替えるといった方法は私には理解しやすかった。
メッセージBOXの表示も簡単でした。
If condition Then
' [Your code goes here]
End If
Label1.Text = a ' out of scope!
Dim Counter As Integer
For Counter = 0 To 100
' [your code goes here]
Next
Do
i=i+ 1
If i > 10 Then Exit
Loop
Sub ShowCommands()
Print "Available commands:"
Print " Go N/E/W/S/U/P : Move north, east, west, south, up down"
Print " Look noun: Look an item in a room"
Print " Examine noun: Look an item in a room"
Print " Quit: Quit the game"
Print " ? or Help: Show this text"
Print ""
End Sub
MessageBox("Welcome to Xojo!")
■Pi 5は8GBモデルがオススメ
歴史は長い
Xojoに変わってからでも既に10年が経過し、記事執筆時点での最新版は2023-04-11です。きちんと更新されていますね。愛好家が多いのでしょう。フォーラムを覗くと、特に海外では活発な様子です。

現在は多くのプログラミング言語があり、用途にあった特徴の言語で開発できます。 今更感を感じる人も多いと思われますが、大きな優位性はなくても、汎用的なプラグラミング学習には敷居が低い気がします。
Raspberry Pi の特徴でもあるGPIOも制御できます。

iOSのネイティブアプリが開発できるのも魅力で、昔に日曜プログラマーだった人には楽しめる言語ではないでしょうか。
詳しくは公式サイトやドキュメントを眺めてください。
無償ライセンスの取得方法
Raspberry Pi ネイティブアプリをbuildするだけなら、ライセンス料は無償になのは嬉しいですね。
Rグリーンライセンスのダウンロードする必要があり、無償ライセンスは更新などアカウント管理画面でマニュアル操作する必要があります。

Xojoアカウントの登録は無料です。ユーザー名とパスワードとメールアドレスがあればOK。先に作った方が分かりやすいです。
アカウントにログイン後、REDEEM ボタンから進むと、次のように表示されます。

アカウントメニューにライセンスがありますので、そこを見てみると分かります。
どうやら、住所の登録が必要と表示されています。「Fix it now」から住所を入力しましょう。

必須項目は主に住所です。国名とメールアドレスは最初から入っていました。

ダウンロードするライセンスファイルのファイル名に、ここで入力した姓名が入ります。
保存した後、アカウントのライセンスページを見ると、ライセンスをダウンロードできるようになっています。

このライセンスとは別に、Xojo本体プログラムファイルを別途ダウンロードしてください。
補足メモ
忘れないように公式サイトの補足も載せておきます。
Raspberry Pi OS(正式にはRaspbian)にはlibunwind8ライブラリをインストールする必要があります。これは、次のコマンドでターミナルから実行できます。
sudo apt install libunwind8
次のようなコマンドを使用してHTMLViewerを使用する場合は、WebKitを更新する必要があるかもしれません。
sudo apt install libwebkit2gtk
libwebkit2gtkがインストールされていない場合は、libwebkitgtk-3.0が使用されます。
日本語のドキュメント&PDF
Xojo: Cross-platform App Development Tool



